【ABテスト事例】EFO事例第4弾!データからユーザー傾向を把握してCVR改善に成功した事例
2020年11月27日

今回の事例は以前ご紹介したEFO事例の続きになります。
 前回事例はこちら
 「【ABテスト事例】EFO事例第3弾!勝ちテストで得た仮説を更に検証してみた

今回ご紹介する事例のフォームでは、これまでに下記のような施策を実施してきました。
フォームを短くして手軽さを訴求
ユーザーが感じている不安要素を解消
そしていずれもCVR改善に成功してきました。

これらの施策で得たデータを元に新たな仮説を考え、更なるCVR改善を目指して施策を実施しました。

目次

A/Bテスト改善を行った背景
└最初の項目を入力したユーザーはほとんど次のページに進んでいることが判明
 施策内容
 └最初の項目への入力ハードルを下げる施策を実施
 結果
 └狙い通りの結果に!
 考察
 └テストを単発で終わらせるのではなく、データを分析して新しい仮説を検証することが大切
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EFO事例一覧
【ABテスト事例】EFO事例第1弾!フォーム一体型LPでサクッとCVR136%改善
【ABテスト事例】EFO事例第2弾!フォーム入力時の煩わしさを軽減してCVR改善!
【ABテスト事例】EFO事例第3弾!勝ちテストで得た仮説を更に検証してみた
【ABテスト事例】EFO事例第4弾!データからユーザー傾向を把握してCVR改善に成功した事例
【ABテスト事例】EFO事例第5弾!ページの大幅なUI変更でCVRを230.14%改善!の内容とは?


A/Bテスト改善を行った背景

これまでの施策によるデータ計測から、最初の入力項目の入力率と次ページ遷移率の差異が少ないことがわかっていました。

 最初の入力項目の入力率  23.97%
 次ページ遷移率      19.70%
    (離脱率      4.27%
※1回目の施策時点のデータです

このことから、最初の項目への入力率を上げることが出来れば、その後の次ページ遷移率も改善できるのではないかと考えました。

最初の項目の入力を後押しする施策を実施するにあたって、ちょうど他社で成功していた事例がありましたので、それを参考に今回のフォームでも検証してみることにしました。

<仮説>

項目表示数を減らしてフォーム入力時のハードルを下げることで、フォーム入力率と次ページ遷移率が上昇し、CVR(申込完了ページ到達)も改善されるのではないか。


施策内容

・流入時に見える入力項目の表示数を減らす
・入力に応じて入力項目を表示し、ボタン上の入力率を上げる

元のパターン         テストパターン

 


結果

テストパターン 勝ち
 KGI 完了ぺージ到達率(CVR) 102.58%改善(統計的有意差95%)
 KPI 次ページ遷移率      105.49%改善(統計的有意差100%)
 KPI 最初の項目の入力率    108.81%改善(統計的有意差100%)


考察

今回の施策によって最初の項目の入力率も改善していたので、「項目表示数を減らしてフォーム入力時のハードルを下げることで、フォーム入力率と次ページ遷移率が上昇する」という仮説は正しかったと考えられます。

このフォームではこれまでに複数回に渡って事例をご紹介してきました。
どれも実施したABテストの計測結果を元に新たに仮説を立てて検証を行ってきた内容です。
テストを単発で終わらせるのではなく、データを分析して新しい仮説を検証することを続けた結果、最終的に施策実施前と比べて161.78%ものCVR改善に成功することができました。

このように、株式会社SHIFTでは細かい分析や施策の立案、実装を連続的に実施、PDCAサイクルをしっかり回していくコンサルティングサービスも提供しております。
もし、CRO・LPOに行き詰まっている、リソースが不足しているなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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