結果を出すグロースハッカーが大切にするA/Bテスト実施のポイントは?
2020年2月22日

みなさんがA/Bテストを実施する際、最も大切にしているポイントは何でしょうか?
発案、設計、実装、効果測定、分析、 、、A/Bテストには数々の工程が存在します。

弊社は累計1000件以上のA/Bテスト支援を行ってきました。
その中には、成功はもちろん多くの失敗もありました。
果たして、A/Bテストを実施する際に大切なことはなにか。
この問いかけに対し、数々のテストを実施してきた弊社の見解は、ズバリ、 

“課題抽出 & 仮説構築” です。

A/Bテストは仮説構築がキモなのです。
有効な仮説のもとテストを実施しなければ、それは社内のノウハウにもならず、劇的なCVR改善も見込めません。
では、どのようにして有効な仮説を構築したら良いのでしょうか?

 

仮説構築にはヒートマップ

結論から申しますと、仮説構築にはヒートマップを活用することが最適です。
なぜヒートマップなのでしょうか?

ヒートマップは、対象ページのユーザーの動きを可視化するツールです。
ページ内の課題を明らかにすることで、分析結果から有効な仮説を構築することが可能になります。

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更に、ヒートマップの活用は仮説構築だけにはとどまりません。
A/Bテストツールと連携することで各テストページごとにヒートマップを見ることができ、効果検証まで行うことができるのです。

 

ヒートマップ市場のプレイヤーは様々

しかし、ヒートマップツールはA/Bテストツール以上に様々なプレイヤーが存在します。
ここからは代表的なヒートマップツールをいくつかご紹介します。

1. クリックテール

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イスラエル発の高性能ヒートマップツールです。
ユーザーのマウスの動きまで可視化することができます。

2. PT engine

クリックテールとは全く別の価格路線で勝負しているPT engine。
機能制限があるプランにはなりますが、永久に無料で使い続けることができるようです。

3. User insight

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本ページで紹介しているツールの中で唯一の国内産です。
PC・スマホ・タブレットのヒートマップ解析が可能です。

 

ヒートマップ付きA/Bテストツール

最後にヒートマップ付きのA/Bテストツールのご紹介です。
A/Bテストツールもヒートマップツールも導入するのは費用面で負担が大きすぎる。
という企業様にとっては最適なのではないでしょうか?

弊社A/BテストツールVisual Website Optimizerはヒートマップ付きのA/Bテストツールです。
取得できるデータはクリックマップのみなので専業のヒートマップツールと比べると、機能面で劣りますが、テストページごとに結果を可視化できるため、一つのツールで仮説構築からテストの実行、効果検証まで行うことができます。

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まとめ

A/Bテストは繰り返し実施することで効果を最大化していく、最も効果的なWebマーケティング手法です。しかしながら、適当な仮説と分析結果から導き出されたテストは意味を成さないことが多いです。そのために、ヒートマップやGoogleAnalyticsなどの解析ツールと連携することが大切なのです。
目の前のページを見つめているだけでは、立派な仮説は生まれません。
いかにユーザーの声を集めるのか。
そのためには、解析ツールはもちろん、ユーザーへのヒアリングも忘れてはいけないのかもしれませんね。

 

 

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